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2007年01月25日

頑張れGAP 2 -Can Gap be saved?-

gap.jpg

ひとつ前の記事「頑張れGAP」の続編です。


前回の記事でコメント下さった皆さん
ありがとうございます。

コメント欄には投稿されていませんが、
ボクへの個人メールアドレスには、
「やはり一人ひとりにGAPへの思い入れはあるんだなぁー」
…と感じさせるような内容の感想をいくつかいただきました。



で、今回は追加情報として
USA Todayで発表された最新記事と
ボクの感想を書いてみたいと思います。


Can Gap be saved?(Gapは救われることが出来ますか?)】


- - -


Can Gap be saved?(Gapは救われることが出来ますか?)】
- USA Today-


この記事は、
GAPのここ最近の経営状況とグループ企業の状況と、
これからマーケットが今後のGAPに求めるであろう条件などを書き綴ってあって、
とても興味深い。



特にボクが個人的にひっかかった場所は、

•Closing stores. Gap has become too big for success in the fashion-forward part of the apparel industry, some experts say. The company has saturated the market with more than 1,200 Gap brand stores across the country. As a result, its goods don't seem unique anymore.

Ken Nisch, chairman of the retail and brand consulting firm JGA, says Gap should close up to 400 of its Gap stores, but concedes the company will probably have to be taken private to do that.



という部分。

ボクなりにかなりいい加減に要約すると、


- - -

GAPがファッション産業の隙間を狙って、
リーダー的ポジションで成功し続けるには、
1200店舗というショップ展開は多すぎた。
それは、飽和状況に陥ったと同時に、
特別なモノ(ユニークなモノ)ではなくなってしまった…
ということ。


そして、今後の予想としては、
約400店舗の閉鎖を余儀なくされるだろう、と。


- - -

ホント、かなりいい加減な翻訳で申し訳ないけれども、
まぁ、そんな内容のことではないかと思う。


で、ボクなりに解釈すると、

ファッション業界に限らず、
モノゴトの流行には必ず頂点というか飽和状態となる臨界点が存在していて、
そして、どの大手企業においても、
そのリーダー的ポジションを追い求め続けることは至上課題であって
日夜奮闘しているってことだと思うんだけれど、


でもね、その為にはその仕掛け続けるコトやモノっていうのは、
ある程度、数量的に極めて限定的になっている必要性ってあると思うんです。


だって、最初っから溢れるほどの数量であったのなら、
プレミアム感だって薄れちゃうだろうし、
そこは、ブランドコントロールは考えて然るべき問題だと思うんです。



でも、GAPは溢れすぎてしまった、と。




それでもファッションリーダーを追い求め続けた結果が、
GAP店内に溢れかえるいろんなブランド展開(1969シリーズとか?)で、
あれこれ新しいことを仕掛け続けるうちに、
大元である肝心要の統一したブランドイメージも崩壊していった…

…ということなのかなーと。


また、ファッション業界っていうことに限定して考えても、
"Fashion is really about self expression," says Nisch. But "as a mass brand in a specialty environment, Gap is caught from both ends." It has to be "middle of the road" enough to do business in more than 1,000 stores, he says, and hip enough to attract trendy young customers. "Not an easy challenge."


ファッションは自己表現というのが基本なので、
1000店舗を越えるほどの店舗を持つようになったGAPは、
その課題を克服することはとても難しい…

…っていうことですよね。


なるほど、ごもっとも。




- - -

070123_gap.jpg


では、前回の記事の冒頭の写真でも紹介しているように、
GAPはこのような危機的状況なのに、


なぜ日本で、

なぜこの時期に、


【東急東横線で全車両広告】を出したんだろう?


しかも

まったく新しいニュースを提供しない状態で…。



そして、これまた前回の最後に紹介したように

自己破壊的で自虐的とも受け止められかねないTVコマーシャルを
なぜ昨年末というあのタイミングでに行ったのか?




ぜんぜん理解できない。



この一連のGAPをめぐる情報の
ボクの中での時間経緯は…、


1)、ここ数年「GAP、イケてねぇよなー」と感じることが多くなっていて、たまに近所を通ればセールコーナーはみるけれど、買い物をすることもなくなっていた。また、店内を見まわしても、かつての人の流れは感じられず、商品ラインナップもまるで統一感を感じられなくなっていた。

 そーいえば、テレビコマーシャルも、最近見ないなーと思っていたし、「ちょっとこのままじゃGAPヤバいぞ?」と思っていた。



2)そんな折り、昨年末に【あのTVCM】をYouTubeで知り、「お? なんか新しいこと仕掛けるのかな?」って、少し期待感に胸膨らむ。

前回の記事下にそのCMを貼り付けてあります)


3)で、今年になって「GAP身売りか?」のニュースが飛び込む。


4)続けざまに、「GAPのCEOが辞任 販売不振で引責」というロイターの記事を見る。


5)2)で見たTVCMを思いだし、「おぃおぃこのままじゃ自虐CMだろうよ? シャレじゃ済まない状況なんじゃん」っていう確信にかわる。


6)そして本日付のUSA TODAYの「Can Gap be saved?」の記事を目にする。


- - -


ホント、何度も書くけれども、

日本人としては186センチと大柄なボクにとって、

ーーー仕事着であるスーツはオーダーで、
カジュアルなファッションについては、
シャツの長袖はつんつるてんで短いのが当たり前ーーー

…だったので、

当時のGAPやLL Bean、エディバウアーという
比較的安価でバラエティ豊富な品揃えのアメリカンカジュアルショップは
まさに待ちに待った日本上陸だったわけで、
ボクのその時代の普段着ファッションを支えてくれた貢献度は
そりゃ計り知れないのですよ。


ホント、ボク個人の感謝なんて、
それらの会社にとってはちっぽけだろうけれど、
心の底から感謝したい気持ちで一杯なのです。


そして、当時はよく大人買いしたっていう
超ヘビィーユーザー and/or ロイヤルカスタマーとしても、


ここ最近のGAPをはじめとする
かつてのお世話になった
【それらのショップたちの元気のなさ】は
小さなボクの胸を締め付ける出来事のひとつなわけです。



正直に書けば、
ボクのベーシックTシャツのその殆どは
GAPのストレッチTシャツだし、
しかも、かなりの数を買ってるんです。

お気に入りだし。



でも、やっぱり高いよ。


すごく着心地も好きだし、
フィット感も最高だし、

これ以上、格好良く見せられるTシャツは
ボクは知らないんだけれど、


でも、そのボクの大好きなそのストレッチTシャツも、
知らないうちに生地の素材が
粗悪なものに変わってしまいましたね。
ボクは気がついてましたよ。


ボクはかつての上質な素材だからこそ味わえる
あのフィット感が大好きだったのに…。



ボクの個人的思い入ればかり書いて申し訳ないけれども、
やはり…、
GAPはカジュアルベーシックなアメリカンを感じるショップであるべきだと思うし、
そこがヒットした理由なんだと思う。


そういう意味で、
中国でのローコストの生産ビジネスモデルをひっさげ
低価格路線で迫ってきたユニクロなどとは、
そのステージでGAPは間違いなく負けるだろうと予想し、
本格的にそのステージに参入しなかったのは
ボクは正しい選択だったと思う。


しかし、ボクの予想するところでは、
その状況の中でGAPは、

ーーーあまりにも膨大に膨らみすぎた店舗で
大量供給しなければならないっていう
店舗数拡大路線の抱える「商品開発と生産リスク」と

いつもリーダーでなければならないっていう
「ファンション界の命題と店舗数拡大戦略の矛盾」というーーー



結果的にマーチャンダイジングとブランディングが
根本的に間違っていたっていうことなんだと思う。


これじゃ、言葉は悪いけれど、

「自滅」である。




ボクの声など小さすぎて聞こえないだろうけれど、
今のGAPにもしボクがアドバイスをすることが可能なら、


「ブランドコントロール」と「商品の開発と供給」をも考慮した
適正な店舗出店数の見直し
を。

また、商品開発はアメリカンカジュアルのベーシックな路線に戻り、
「上質で適正な価格のカジュアルはGAPで買おうぜ」
と呼ばれるブランドを目指して欲しい。


で、そこにアウトドアと呼ばれるエッセンスが加われば、
LL・Beanやエディバウアーになる、と。




そういう目指すべきファッションカテゴリーマップも
一度作ってブログで披露するのも面白そうですね。



ということで、散らかしっぱなしで恐縮だけれど、
とにもかくにも、応援しているので、
是非とも頑張っていただきたいのである。


- - -

前回の「頑張れGAP」を読む


posted by 石山城 at 17:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | Diary / 日記| edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

Thanks for dropping enthusiastic lines. Door was always open to a variety of personal point of views globally.

Read your personal profile/resume. You are my first Japanese Marketing Consultant that I ever came across with. Traveling around Asia must be a huge spice of life. Envy you:)

Keep on rolling on-road and be safe back from Shanghai.

p.s. When are you going to be in N.Y?? Give me a buzz.

Posted by CuZiCK at 2007年01月26日 03:27
最近ラフォーレ原宿にオープンした
TOP MANをはじめ。

表参道には都内で最大の規模を誇るZARAもあるし、
アメリカンアパレルも近い。

今後もGAPの出方に注目したいところです。
Posted by riri at 2007年01月26日 14:50
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