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2007年04月11日

ネーミングについての注意点(そのネーミングはありなのか?)

Def 宮崎あおいをキャラクターに起用したグリコの高級チョコアイス「Def(デフ)」のTVCMをよく見かけますね。

 ボクが最初そのCMを目にしたのは友だちん家に遊びに行ってるときで、何気なく会話をしながらテレビを横でつけっぱなしの状況だったんだけど、「デーフ・デーフ・デフ・デフ…♪」と軽快に流れるそれを耳にしたとき、その友人と二人で「え〜?」って思わず目を見合わせてビックリしましたよ。『どんなアイスなんでしょ?』って!!

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Def一般的な英語圏では「デフ」っていう音だけ聞くと、「deaf」に聞こえるし、その後、何度かこのCMを見ているけれど、冒頭で宮崎あおいがアイスクリームをスプーンでコンコンって合図するのも、「聞こえてますか?」っていうイメージに見えてしまいます。(参考TVCM:http://www.glico.co.jp/ice/cm/index_df.htm


もちろん、このアイスの「デフ」はスペルも違うし、たぶん意味合い的にも「definite」の省略形か、「〈俗〉いかす、格好いい、渋い、すてきな、素晴らしい、なかなかいい、最高の、本物の」という俗語でいうこっちの意味であることは想像できなくもないんだけれど、やっぱりネーミングっていうのは、最初にそれを見たり聞いたりした人がどのようなイメージを持つか?が勝負の世界だとボクは思っているので、今回のグリコのコレはあまり感心しないなぁーと思う次第。



また、ボクが(自分で言っちゃうけれど)英語カブレしていることで、ボクの意見が一般的な受け手のイメージじゃないっていう意見もあると思うけれど、少なくとも、広告業界での判断基準として「否定的イメージ」が多少なりともある場合は可能な限り排除した条件の中で作られていくべきなんじゃないかと思うわけです。


いかにインパクトがあろうが、その商品を訴求できる最高のネーミングだろうが、それが誰かを傷つけかねないモノであれば、できうる限り配慮するべきです。


しかしながら、この件に関して大企業たるグリコや関わった広告代理店に、そのチェック機能が働かなかったとは考えづらいので、想定できることは、


 


1)デフと聞いてボクのようなマイナス・イメージを持つ人は少ないであろうと想定した(リスクにもならないと判断した) 

2)多少のリスクは承知していたが、このネーミングを決定する経緯になんらかのパワーバランスが作用した(決定チームとして「リスクマネジメントはそちらの配慮が上」ておいうパワーバランス)

などなど…。

 




ということをボクなんかは深読みしてしまうわけだけれど、これを記事としてアップした途端に、ボクの知人が絡んでいたらどうしよう?っていう危惧もないわけじゃない(笑)


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ともあれ、国際化社会と耳にするようになって久しいし、また、ライツ(権利)に関することで騒がしい昨今だからこそ、ネーミングなどのあらゆる重要な決定事項には細心の注意がますます必要になってくると思われます。

ということでまとめ。


■ネーミングに関する注意事項

 ・せめて英語ぐらい、その『意味』と『音』を調べよう。

 ・補足としては、これからはますますアジア(特に中国)圏との交流が深まると想定される国際社会(日本国内の展開であっても、国際社会の上に成立しているという認識が大事)を踏まえれば、それらの言語のチェックも必要かも。

(その他、一般的なネーミングに関する注意事項は、Googleで「ネーミング」「ノウハウ」「コツ」などのキーワードでうじゃうじゃ出てくるので、すべて割愛します)



※オマケ:近畿日本ツーリストは、海外では『近鉄インターナショナル(Kintetsu International)』と名乗っているのは、「kinki」の音は「Kinky」の音を連想させるから…という話しもありますよね。


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関連記事:

 ・プランナーが提唱する『グローバル化の第一歩』
 ・グリコ Def TVCM
 ・ちなみにタイで『コーヒー』の音は禁句です。(※参考リンク


posted by 石山城 at 16:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | Diary / 日記| edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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