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2004年08月23日

負け犬女は、なぜ負け犬になったのか?

 だ読んでいない方のために、日本リサーチセンターが的確にこの社会現象の発端となる書籍の紹介をしているので、まずは、「負け犬の定義」などを先に紹介(抜粋)することからボクの持論を書いてみたい。



 酒井順子の著書『負け犬の遠吠え』(講談社)が22万部とヒット街道をまっしぐら。「30代、独身、子なし」の自分を「負け犬」と称し、「30代、既婚、子あり」=「勝ち犬」との対比を痛快に宣言。みんな感付いているけれど口に出して言わなかったことを白日のもとにさらし、しかも本心では「負けた」とも思ってはいない微妙な心理を描いている。共感・反感引きこもごも、当事者ばかりか親世代まで巻き込んでの大反響を呼んでいる。それだけ、「負け犬」の存在がごくありふれた状況になっている証左でもあるだろう。




ボクも似たような感想を持ったので抜粋させてもらったんだけれど、
どうにもこうにも、この本で触れられていることだけでは済まされないーーもっと複雑で、入り組んだーー要素によってこの「負け犬」は構成されているんじゃないかと常々頭の片隅にあったので、
その考えられる要素を大きく2つ、備忘録的にちょっと書いてみたい。


まぁ、その前に、かく言うボクも「39才で、独身、子なし」なわけで、
言い換えれば「負け犬男」なわけですよ(笑)。


まして、新しい出会いが多いという仕事柄、
「あんたはなぜ結婚しないのか?」という質問は大げさじゃなく3日に1度はされるわけで、
ボク自身としてもその答えがなんなのかは釈然としない日々を送っているので、
ちょっと本質的な部分を本気で考えてみようじゃないかと思ったわけである。



■負け犬女は、なぜ負け犬になったのか?


とにもかくにも、結論から言おう。
前述のリンク先である日本リサーチセンターの「「結婚はおいしくない」と考える未婚女性が増えているレポート」でも触れられているように、まず第一に・・・


1.お金と時間に余裕のある暮らしが手放せない

・・・という要素は大きいんじゃないかと思うわけ。
統計的にも、2000年時点で20〜34歳の未婚女性は737万人。
そのうち、72.5%が親と同居している(表1)という数字が示すように、
基本生活費からの解放は、経済的、時間的余裕を生むのである。

さらに、一度手に入れたお金と時間の余裕に魅力を感じるのは何もこの年代の女性だけに限らないし、
親と同居していない男性のボクでさえ、
自分の生活スタイルを崩すのにはものすごい抵抗を感じるというもの事実である。


ということは、30代で既に自分の力によってお金と時間の自由を手に入れてしまった人間も、
性別にかかわらずこういう思考回路を持つということではないか。



そして、2つめは・・・


2.お金大丈夫?

・・・という切実な問題だと思うわけ。

というのも、結婚したらまず真っ先に頭をよぎるのは「子供(養育費)」という問題で、
結婚を視野に入れた場合、かなり密接な関係がある要素だと思うのだ。(まぁ、その次は家ね)

どうか、「子育てで経済的な負担増大 少子化の要因、日韓共通」(共同通信)を見て欲しい。

「少子化が止まらないのは経済的負担が大きいから」と答える日本女性はなんと74%もいるとう事実だ。
ちなみに韓国でも85%と両国ともトップの答えがこれ。

さらに、子供の将来について「自分と比べてより良い生活ができると思う」と思う日本女性はわずか17%しかいない(ちなみに韓国は70%)ということにも大注目。


 

そう、「負け犬男女」が増えたのは社会環境的要素も大きいのである、
というか、(自ら勝手になっていったのではなく)そうならざるを得ないという、
環境に対応するための「社会生物的適応化現象」だったのではないかとも思える。

 
なんか自分を正当化しているみたいで言い訳がましいかな(笑)

まぁいいや、続ける。


まぁ、この2番目を裏付ける更なるデータとしてここがヘンだよ少子化対策 「出産退職は8500万円の損!」を見て欲しい。

ここでは、子供を大卒まで育てると約3000万円もかかるという事実や、
出産を機に女性が退職すると8500万円も人生で損をするということが書かれている。

そう、この先行き不透明なこの時代にである。


そして、このリンク先では、

「驚かすために数字を出しているわけではありません。女性が出産・育児で仕事をいったんやめなきゃいけない現状や、子供にかかるコストが増えていることが問題だ、ということを言っているんです。誤解しないように読んででくださいね。」


と注意書き的に書かれているんだけれども、普通ビビるよね(笑)


いや、ビビらない方がおかしいとボクは思うのだがどうか。


ちなみに、94年の合計特殊出生率が1.65まで落ちた後、順調に上昇傾向にあるフランスではどういう対策がとられていたかが記されているBLOG the worldパリ担当 江草由香さんのこの記事「合計特殊出生率が上昇中のフランス」を見てみる。



そこには・・・

 ・出産には保険が適用されるので基本的にタダ
 ・育児休暇を子ども一人につき最長3年まで取得できる
   ※復帰しても同じポジションが確約(法制化)
 ・国から育児手当ても支給
 ・公立校なら高校まで授業料はタダ などなど…


詳細はリンク先を参照してもらうことにして、
日本とのこの違いはなんだ?というカンジだ。

というより、この制度のフランスでは少子化する方がおかしい(まぁ、最近法整備されたのだろうけど…)


ちなみに日本の合計特殊出生率は1.29ね。
詳細は「図解 日本と諸外国の合計特殊出生率の推移」を見て欲しい。

この果てしない下がり具合のグラフを。。。これは笑えないぞ。


- - - 

別に「負け犬女たちが結婚しないのは日本政府のせいだ」などと短絡的に言うつもりはないけれど、
現代社会が経済社会を前提としている限り金銭的な問題は避けられないし、
人が就労に対する価値観が変化している心理的なことも見逃せないだろう。

さらにさらに、少子化や、住宅事情などなど…、
各々の問題が独立して成立しているわけじゃないので、
全部全部ひっくるめて複合的に問題として考えないとダメじゃないか、ということが言いたかったのである。





ps;ちなみにこの負け犬女の話題は海を越えています(笑)
posted by 石山城 at 17:25 | TrackBack(0) | Diary / 日記| edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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